近づく、インターハイ予選

創部２年目の水球部は、中間考査明けに活動が再開されています。
インターハイ予選大阪府大会が近づく中、今日は大工大の方々が練習に来てくれました。

水球は野球やサッカーに比べて、その部がある高校も少ないため、練習や試合の相手を見つけるのもなかなか大変な中、高校生に比べて一回り体が大きく、プレーも力強い大学生との活動を通して、本番に向けた試合勘を養います。
冬季の地道な筋トレの成果もあって、向上したシュートのスピード、当たり負けしないプレーも随所に見られます。

素晴らしい練習施設

練習場所である茨木高校は50ｍ×25ｍのプール。
普通の学校プールの２倍ほどの大きさであるため、練習試合をしている傍らで、女子（茨木高校）のミニゲーム、
さらに本校１年生は徹底的に基礎練習に励みます。
スイム（泳ぎの練習）、巻き足、ターン、パス、ドリブル、そしてまたスイム、と、単調ですが非常に大切な技術練習が、休憩もそこそこに繰り返されます。

僕、やるって決めたんです

当然、一年生たちは初心者ばかり。
部活動開始から三週間が経ちました。まだ頼りない胸板に、技術は未熟な彼らですが、体の線は少しずつ変化し、
練習への耐性、体力が日増しについてきていることが分かります。

きつい練習で、部活動が嫌にならないか？と部員に聞くと
「しんどいけれど、家で何となくゴロゴロしているより、よっぽど良いです。ただ、まだ、課題を終えていないので、夜、勉強頑張ります」
「僕、やるって決めたんです。だから、途中で投げ出したくないんです」と。

青春を、燃やし尽くせ！

入学式からあっという間に２カ月が過ぎました。
新入生の皆さんは、新しい学校生活に、慣れてきましたか？
タイミングを逸してしまったけれど、何かに熱中したい人もいると思います。
水球という「フツーの人」にとって得体の知れないスポーツで、全国大会という素晴らしい舞台を、共に本気で、思いっきり目指しませんか？

気が付けば、大阪大会まで約二週間。
まだ少し冷たいプールの水温のせいか、ピンとした空気がドーム型の練習場を覆います。
ヘトヘトで、晩御飯を食べるとホント眠いけど、筋肉痛の身体は、今日も最後の一滴までエネルギー使い切ったことを教えてくれました。

窓を開けていても、頭を下げても、一生のうちに何度も来てくれない、青春を燃やし尽くせ！
（水球部顧問）