School Topics

2021.07.06

【高1】探究「驚異の部屋②」

ヴンダーカンマー・プロジェクト

自分たちの価値観をさまざまな手法で表現する「ヴンダーカンマー・プロジェクト」が始まりました。最初の表現方法は写真。前回、「わくわく」を感じる写真を撮るコンテストを開催し、写真スキルを少し体験するとともに、数という価値観について考える機会にしてみました。違いを実感しながら価値観はそれぞれであっていいということに気づく経験から、自分の価値観も自信を持って表現できるようになってくれたらいいな。

「わくわく」を感じる人気作品でした!

価値観は写真で表現できる?

今回なんとなく自分の持つ価値観を1つあぶり出し、それを写真で表現してみました。写真で自分を表現すること自体初体験だったと思いますが、楽しんでいる様子!表現する楽しさと、その作品を鑑賞する側の解釈は当然それぞれであるという楽しさの両方を経験できたのではないかと思います。メッセージを込めて作品にする、人からもらうフィードバックによって違いを実感する、そして自分を再発見する。探究ループがどんどん回っていきますよ!!!

Students’ Reflections

Q:優勝という投票「数」の価値観と、自分の価値観はどのように同じで、どのように違いましたか?
  • 私は、優勝するのもいいと思うけれど、自分の写真をみた誰かが何かしらの価値観を抱いてくれていたら、いいなと思いました。
  • 私は多数の人に支持されるくらいすごい作品という意味では「数」の価値観は同じかもしれないけど、人それぞれ価値観は異なるので、「数」が全てではないと思う点では違うように感じました。「数」も大事だけど他にも大事なものはあるなと思いました。
  • 「写真そのものの良さ」を重視するか「テーマとの関連性込みでの写真」を評価するか。
  • 投票数が多ければ正しい、ということにはならないと思います。まず、正しいとかは存在しないと思います。ありがちな言葉ですが、人はそれぞれ違う経験をしていて、価値観も違うので経験したものが似ていただけなんだと思いました。
  • 数は多いほうが有利?なのはわかっています。でも、どれにワクワクを感じるかは人それぞれだから、大事なのは数じゃなくて、それに対して自分がどう思ったかだと思います。価値観は数では表せない気がします。

探究科主任
たいそん(池谷陽平)