校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2020.06.03

達磨の目入れ

「校長、今年もお願いします」と、進路指導部長の本多先生から声をかけられました。なるほど、「あれ」ですね。
 今年度の高3の生徒たちの希望進路実現のために、本多先生が用意された達磨に目を入れるのが私の仕事なのです。昨年度の高3生は、センター試験の平均点低下や、大学の定員厳格化の波の中で、何とか粘り強く学習を続け、希望の進路実現につなげた生徒がたくさんいました。
 今年度の高3生は、大学入試の制度変更や新型コロナウイルス感染症の影響による学校休業、さかのぼれば大阪北部地震や台風など、高校入学後も様々な逆風に遭ってきました。学校としても、できる限りのことはして、なんとか生徒たちの支援をしたいと考えています。先が見えない時代を、たくましく乗り切っていく力を身につけてくれることを期待しています。
 次は、年度末に右目を入れるのが仕事です。