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2022.02.19 中学 中学 お知らせ

【中1】探究 x Ableton[発表]

Project「Live」今回のプロジェクトに関わっていただいた人たち、そして第1回目の授業の紹介はこちらで

「五感」をテーマに授業を進めている中学1年生。2学期は「聴覚」に焦点を当て、自分の音楽を制作するプロジェクトをAbletonとコラボで開催!身近な音を捉え直し、素直に感じることを表現しながら、それらの音をAbletonのDAWであるLiveを通じて音楽に、そして楽曲制作用インストゥルメントPushで演奏を。今回は演奏会の様子を中心にレポートします!

会場の準備は万端です。

2ヶ月に及ぶプロジェクト

10月にスタートし、なんと12月の演奏発表まで2ヶ月をかけたプロジェクトとなりました。授業では「聴覚から自分を知る」ための体験として、聴覚だけに集中する環境を作り身近な音を聴き直したり、今の感情から流れてくる音を表現したりと試行錯誤。そして、音を組み合わせて音楽にしてみる。この音楽にしてみるプロセス、そして演奏発表</strong>でAbletonの力を借りたわけです。講師はもちろん認定トレーナーの岡村綾子さん!!!

綾子さん指導のもと、音楽にしてみる、聴いてみる、変えてみる。試行錯誤のサイクルがぐるぐる回ります。

事前の先生に対するトレーニング、第1回目の授業実施、生徒用Liveプログラム作成、途中経過のサポート、演奏発表。認定トレーナーの綾子さん、Abletonのみなさんに、学校に足を運んでもらったのは2回ですが、2ヶ月以上に渡って伴走していただきました。

演奏発表会

いよいよ発表会の日を迎えたわけですが、1日目はこれまで作った音楽をブラッシュアップする日。プロのアドバイスを得ながら、これまで探究してきた音と音楽を自分たちの表現したい作品により近づけるための時間です。また、1学期に取り組んだ視覚の要素も取り入れ、演奏する音楽の背景に合った映像も制作することにしました。これはお手のもの。役割分担もスムーズに行い、最終調整に入ります。

独特の空気が流れます。

チームでの活動にも挑戦しています。ここにも成長が見られました。

発表は、コンセプトや何を表現しようとしたのかなど説明する人、Pushで演奏する人、映像を流し画面の切り替え操作をする人、と役割分担。場はチームの色に染まり、特別な空間を創造する中学1年生の姿に未来の希望を感じたのは、私だけではなかったはずです。

探究科主任
たいそん(池谷陽平)