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2023.07.21 高校 高校 お知らせ

Stanford e-Japanに参加して

Stanford e-Japanに参加して

本校高3の生徒が「Stanford e-Japan」に選出され、先日最終論文の提出を終えたと報告をしてくれました。

「Stanford e-Japan」とは、「スタンフォード大学」の国際異文化教育プログラム(SPICE)が、2015年から日本の高校生を対象に全英語で実施している日米相互文化理解のためのオンライン講座で年に2回、春と秋に募集が行われます。今回は30名選出され、彼女はその一人に選ばれました。

そんな彼女にインタビューをさせてもらいました!

Q そもそも「Stanford e-Japan」に応募しようと思ったきっかけは?
A 国際担当の先生に「やってみたら?」と声をかけられたからです。もともといろいろな海外プログラムに興味があり、エンパワメントプログラムやカケハシプロジェクトなどにも参加していました。

Q 選考方法はどんなものでしたか?
A 300wordsくらいのエッセイを3つ書くことと、先生2名からの推薦状が必要でした。エッセイは、担任の先生や国際担当の先生に添削してもらいながら自分自身がe-Japanにどのような貢献ができるかなど盛り込みました。

Q プログラムはどんな内容でしたか?
A 毎週10~20分の動画を視聴し、それについての宿題が出されます。その宿題提出後にはそのテーマについて生徒同士で掲示板上で議論をし、ゲストスピーカーを迎えたディスカッションを行います。また、同時に動画だけでなく新聞記事や本などの読み物の課題も出されそれについても課題提出後にディスカッションなどがあり、それらが全て評価対象となり成績がつけられます。

Q かなりハードなプログラムですね。
A はい。毎週これらの課題があり、約3か月12回ほど行いました。
  最後は、約2か月かけてFinal paperを書き終了しました。

Q プログラムを終えた感想は?
A 振り返ってみると自分としてもかなりハードプログラムだったなと思います。今は、終わったばかりなのでホッとしています。

Q 今後については?
A 以前から「教育」について興味がありました。同じ内容でも国によって教え方や扱い方が全く違う事柄があります。そういったことについて、どうしてそうなのか、それによって子供たちが受ける教育にどんな違いがあるのか、そういったことを研究していければと思います。

聞いているだけでも非常に大変なプログラムであったことが伝わってきました。

最後に彼女にプログラムを終えて何か変わったことがあるか聞くと、「これまでと同じ場所にいるけど、明らかに視野が広がったし、同じものでも見え方が違うんです!」と笑顔でこたえてくれました。

これからも自分のやりたいことに向かって頑張ってください!