お知らせ

2023.07.11 中学 高校 お知らせ

【国際】JCCINY School Visitを終えて

【国際】JCCINY School Visitを終えて

7月8日(土)、JCCINY(日本商工会議所ニューヨーク)の企画する日本の教育機関視察ツアーをホストしました。NYC近郊の教育関係者(行政・管理職・現場教員)、日本の教員(追手門中高・追手門小学校・姫路公立中学校)、大学生(本校卒業生)、高校生(本校在校生)、アメリカからの留学生が小グループにわかれてディスカッションをしました。

ゲストとして在大阪神戸米国大使館、出版社(Z会)、アメリカ生まれアメリカ育ちのお子様を持つ保護者を迎え、ダイバーシティに富んだ会となりました。グループディスカッション1においては、日本の学校とアメリカの学校、またその学生の特徴と傾向について話しました。「アメリカの学校の探究は教師がリードしがちだが、追手門の探究は生徒の自由度が高く、進んでいると感じた」とNYサイドの参加者からあったり、STEAM教育が進んでいる学校の先生からは、本校の探究授業や創造コースと親和性が高いのでコラボしたいというお話もいただきました。

生成AIをどのように教育の文脈の中に位置づけていくべきか

ディスカッション2においては、生成AIをどのように教育の文脈の中に位置づけていくべきかについての意見交換をしました。過日発表されたばかりの文科省のガイドライン(暫定版)も参考にしながら、その利点やリスクについて白熱した議論となりました。当然「答え」の出るディスカッションではありませんが、この動きに「自分たちがしっかり関わっていく」という意識が参加者の中で強くなったことが見てとれました。

終了に差し掛かり、このイベントの公用語は「英語」であったことに気がつきました。卒業生も在校生も、上記のようなレベルの高い内容を、英語ネイティブや英語教員と対等に意見交換できるところまで来ています。このような実践的な機会を今後も創っていきたいと思います。