PROJECT

2021.03.10UP

【全学年いまプロ】ストーリーブック(3)

授業日 : 2021年3月1日

ストーリーブック第3弾!!!

「いまプロジェクト」で作った作品は数にして約1700。。。それを67人の中学1年生がさばく。作品集としても、物語としても楽しみな「ストーリーブック」。つながっているようでつながっていない物語。全て紹介することができないのが残念ですが、面白いので読んでみてください!!!
「いまプロ」についてはコチラ!!!


、風がささやいている、いい風だ、僕は草むらを覗いて、ほがらかな気持ちになった。僕は空を眺めた。
ー「今日は少し、雲が多いな。」そう、嘆いた。「そうだね、僕はもう少し晴れているほうが好きだな。」上から声が降ってきた。ふりむくと、優しそうな少年が立っていた。高校生くらいだろうか。いずれにせよ、


は、空は晴れている。太陽は僕らには眩しいぐらい輝いている。晴人は窓の中から外を見て、ふと言った「晴れている」と。晴人は病気であまり外に出られずに、病室から海日外を見ている。晴人は一度で良いから外に出たい。しかし親が反対している。
ーそれでも晴人は外に出たかった。この澄み切った空を外で見たかったからだ。ずっとがまんしていた晴人は、母が帰った後、ろう下を走り病室から抜け出してしまった。ときに、


、去年の4月〜6月を思い返した。学校に行けず、家での映像授業。旬をまつ人参のようにベッドの上でふとんを身にまとい、パソコンだけをひらいていた。決してやる気がないわけではない。葉を伸ばし最低限の課題はやる。そんな日々だった。
ーだけど、今は学校が始まり、みんなに会えるようになった。つまり、


、私は日本にいる。この前まで暑い国にいた。だから久しぶりの日本はとても気持ちがいい。冬の空気はおいしい。
ー冬は寒い。木も草も、みんな寒いだろうな。僕も寒くて手がかじかんでいる。それにしても、冬の空はなんでこんなにも高いんだろう。どの季節よりも、空が遠くに行ってしまったように思う。どっちにせよ、


、一人でいる。なぜだろう。
ー彼女は植物の写真を撮るのが好きだった。よく一緒に河川敷に行っては花やクローバーの写真を撮った。そのかわり、


、みんなは無の私を許してはくれない。みんなはあの春を待つ木のように、日の光を浴び続ける私を認めてはくれない。みんなは行動する私しか見ていてくれない。だから私はみんなのために働く。長い長い冬の中で。
ー街を見下ろしてみると、そこには何もない。無の状態だけだった。私の大好きな光景だ。無の状態は私を安心させる。そのくせ、


まで本当にありがとう。絶対に、この学校であった楽しかった思い出は忘れずにいるよ。
ーと、言い合ってぼくたちは卒業した。ときに、


、リスの兄弟は桜の木下で休んでいる。
ー落ちてきた花びらをかき集めて、リスの兄弟は、はしゃいだ。「ルイ兄さん、まってよ」 「遅いぞ、エドワード」 「ねぇ兄さん、木々達が歌ってるよ」
 こはるの たいよう
 たくさん あびて
 みんなにとどけ サンシャイン どっちみち、


、めざめた僕は、街のことを思い出す。コロナ禍の街の状態は乾いているだろう。そして、街に出てみた。
ー僕はふと地面にあった植物を見つけた。空はスッキリしていて晴れている。植物も気持ち良さそうに日向ぼっこをしている。だが、この空の青はいつまで続くかわからない。急に雨や雪、時には風が吹くかもしれない。けれど、


、暗すぎる。明るすぎる。逆にそれが良いのかもしれない。それゆえに、
ー朝の空と、夜の空の良さでもあると思ったのだ。逆に、


、私は一人で歩いている。学校の帰り道。今日も、言えなかったな。毎日のように、話しているというのに。あの子なんかより、ずっと私の方が彼をよく知っている。幼稚園の頃からずっと一緒にいるのだから。
ーなのにどうしても届かない。こんなにも近く見えるのに、こんなにも遠くにあるのか・・・。雲はゆっくりと動いた。私は早々と歩いていった。肩に雨が当たる。「届かないのがこんなに悔しいなんて」と嘆いた。でも、


、創造的な教祖で上まで競走してやるぜ。トリケラトプスに頼ったお前の力はリラックス体がでかくて重たいだけだぜ。year 嫌 だから、
ー独創的な毒素で上まで独走してやるぜ。プロップスに頼ったあんたの言葉はクロックス言葉が軽くて穴だらけだぜ。yey。あんたに感じないぜほめどころ。てか、栃木の顔ってオレのこと〜。しかも、


日の天気は雨だ。私はちょっと暗い気持ちで傘を持ち、コンビニに行った。
ー風にユラユラゆられてここまできたケド、ここどこだろう。というか、


は秋だ。夏はみんな海へ行ったり、かき氷を食べたりしていたのに、秋になると急に静かになってしまう。葉っぱも同じように
ー落ち葉が地面に落ちている。落ち葉も最初はきれいな緑色だったけど、色が汚くなって落ちていく、まるで人間みたいだ。反対に、


、空にうつっている景色、小鳥の三兄弟達は目にしたことがない。「ねぇマイケル兄さん」 「なんだい、ルイス」 「お空って、気持ちいいのかな」 「そうだね、風の歌声に耳をすませてごらん」
 ささやき きらめき
 うたいながら〜
 小鳥の さえずり
 ききーながらー♫
ー空はきれいで地面はかわいていて、すばらしい日だ。ところで、


、私は色のない校舎に通っている。ロッカー、扉、窓、自動販売機・・・。全てがモノクロだ。外に出たら、様々な色であふれている。木でさえも、少し外に出ていたら鮮やかな緑色に染まっている。なのに、校舎に少しでも入れば黒だけの木になってしまう。
ーこれはきっと、他の人からすれば異常。でも私からすれば正常。だとしたら、


、私は歌を聞いている。その歌にはこんな一節がある。
ーとても悲しいけど、涙をグッとこらえて笑おう。そうすると、


、この木は満開に咲いている。だが、それはいずれ散るだろう。そう、一生を誓ったはずだった、その人のように。。。
ーもうこんな季節になった。地面に隠れていた植物、つぼみという毛布に隠れていた花たちは、春になって満開の花を見せている。人間も同じなのかもしれない。春になると人という生き物は心がとても穏やかになり、とてもみんなの気分が良くなる。さらに、


、私は空を飛んでいる。なぜ飛んでいるのかは、分からない。誰にも分からない。しかし私は飛んでいる。
ーふわふわふわふわ、といっても飛んでいるのは雲の下。雲?パン?キヌエにパーンパーン、キヌエにパンパンパン。何それ。だから、
ーふわふわふわふわ。ただどこでもいいからはやくおりたいな。そうおもっていると、眼下に広がるおふねのマストのような形。ただし、


、私は学校にいる。いつもどおり騒がしい通路を抜けてドアを開けた。階段の隙間から今にも壊れてしまいそうな位、淡い色の空が見える。私はこの空の色が好きだったけど。けど、
ーなのに今日は雨だ。そのせいで私の好きな空はもうない。私は空になりたい。次に、


は、四月。特に予定もなく一人歩いていた。何もかも上手くいかないことばかりだ。どこからか飛んできた桜の花びらに誘われ、公園の大きな一本の桜の木まで来てしまった。愉快だな、舞い散る桜を見てそう思った。だからここで、踊ってやろうと思った。足を運ぶ。音を鳴らす。桜の下で、春を踊るんだ。
ー身体が熱い。こんな気持ち・・・久しく感じたことはなかった。私の動きに合わせているみたいに桜が舞っている。まるで私と共に躍っているみたい!がむしゃらに私は躍り続けた。「パチパチパチパチ」 公園にはどんどん人が集まって、終わった頃には多くの拍手が鳴り響いた。とはいうものの、


日はくもりだ。下を見ると、よごれがたくさんある。たとえ空が晴れていても、汚れているものは汚れている。キレイなものはキレイだけれど、汚れているものは汚れている。キレイかなと思って見てみるけれど、汚れているものは汚れている。
ーそうじでは落としてもらえなかった、さくの下のよごれがある。その反面、


、4人の追手門生が立っている。この4人は幼なじみで、仲が良い。この日は、入学式で、みんな初めて制服を着た。
ー衣装を着ましたが、かぶるも物が足りません。かえってこのほうがいいかも。


、煙探知器のブザーが鳴っている。この建物のどこかで火事が起きたようだ。人々はみんなに慌てている。「水!水!水!」 「消化器!!」
ー消化器の場所がわからなかった人々は、どうすれば良いのかわからず、たたずんでしまった。また、


、世界はこんとんとしている。

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