


一番上の写真は、先日まで学校の中央階段のホワイトボードに掲示されていたポスターです。「創作はひとを動かす 文化庁は、未来のクリエイターを応援しています」と書かれていて、是枝裕和監督の最新作『ルックバック』の映画のショットからの写真がとても印象的です。文化庁が具体的にどんな応援をしてくださっているのか、私は詳しくは知らないのですが、この映画の二人が何かの創作に関わっている様子を描いていることは、容易に察しがつきます。
『ルックバック』は藤本タツキ氏の漫画がオリジナル作品で、その後アニメーション映画が作られ、その後、是枝監督が実写化した作品です。私は映画ファンですが、アニメはまた別物という評価ですので、あまり観ません。漫画もめったに読まないのですが、映画を観た後、買ってしまいました。本屋さんで↑この表紙の絵を見たら、買ってしまいますよね。
映画の『ルックバック』は原作の漫画の流れをあまり大きく触らない感じで流れていきます。映画全体を通じて四季の移ろいや二人の少女が漫画を描いている部屋の窓から見える景色の変化があまりにも美しく、ただの田んぼや池の景色に自分がこれほどまでに心を動かされるのかと感じました。私を取り巻く環境は、年を取るにつれてどんどん四季の変化が乏しくなり、自分の中の小さな変化に対するセンサーすらも鈍感になっている気がします。今回の映画のロケ地の一つは藤本氏の故郷である、秋田県のにかほ市だと知りました。いつかにかほ市を訪れて、自分の中で鈍感になっている四季の変化や子供たちの成長を感じ取るセンサーをよみがえらせたいと思っています。