校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2022.10.24

高校39期卒業生の特別授業

 7月22日の校長ブログで著書を刊行した卒業生のことをお知らせしました。本日は、その本の著者、高校39期の卒業生、大橋大記さんが高校1年生のクラスで特別授業をしてくださいました。
 大橋さんは、私が大学を卒業して本校に赴任した時に、高校1年生として入学してきた生徒でした。当時のことを語れば、きりがないほど様々なエピソードがありますが、今日の特別授業では生徒の心に響く話をしてくださいました。

 しんどいことがあっても、その波を避けることはできる。しかし、一旦は避けることができても、次にはもっと大きな波がやってくることになる。私のように逃げてしまったら、後で大きな苦労を背負うことになる。

 続けてきたことは、自信になる。そして、やるからには期日を決めてやらないといけない。やるのを決めるのも自分。やめるのを決めるのも自分。

 学校で学ぶことに無駄なことは一つもない。生徒の時に、やれるように努力しないといけない。そういう姿勢を持たないと、社会で生きていく上で必要なことが大人になってもできない。

 大切なのは、経験と失敗。知ること、覚えること、考えること、動くこと。そういう流れは大切なように思えるが、考えて動いていては、誰かが先に動いて席を取られたり、その間に状況が変わってしまったりする。まずは動こう。知⇒覚⇒考⇒動から、「知⇒覚⇒動⇒考」(ともかくうごこう)へ。動いて失敗してもいい。ただし、ダメな失敗もある。親の人間力をもってしても解決できないような失敗はしてはいけない。

 他にも様々な大切なことを盛り込んだお話しでした。大橋さん、ありがとうございました。また、同行のスタッフの皆さんにもお世話になりました。ありがとうございました。

 7月22日のブログは↓