大阪私立中学高等学校連合会の高校第３校長部会に朝から出た後、午後からは、私学人権研究会の管理職研修に参加しました。研修講師は、梅花女子大学の伊丹昌一先で、演題は『特別支援教育の推進』です。
　大阪の私中高連の中には、人権教育と生徒指導に関する集まりがあり、各校からの代表者が集まって研究をしたり、研修会を開催したりして、随分前から継続的に取り組みをしています。他の府県にも誇れる取り組み内容だと思います。私も大手前中高時代に、生徒指導連盟の委員長を2年間務め、他校の先生方や弁護士の先生方、また警察の方々ともお話しをしたり、ご指導をいただいたりして、自らの視野を広げることもできました。
　伊丹先生は、本学院の初等中等の全体研修にもお越しいただいたことがあります。ユーモアを交えてお話しをされましたが、特別支援教育に関しては、とても熱い思いをお持ちになっていて、講演の中でも、その「熱」が私のところまで伝わってきました。多様な生徒がいる中で、それぞれの生徒たちが学校で学んで幸せになる方法を、今後も追求していかねばならないという思いを新たにいたしました。伊丹先生、ありがとうございました。