校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2018.09.15

文化祭スタート

 文化祭の始まり。生徒会組織を代表しての生徒の挨拶です。

 吹奏楽部の演奏です。文化祭以外にも、様々な行事で演奏をしてくれています。

 ダンス部のパフォーマンス。会場から大きな声援が飛びます。

 高2のクラスの舞台発表。今日の発表のクラスでは、演劇を中心にすえるクラスは少数派で、ダンスが中心となる発表が多くありました。

 2018年度の文化祭がスタートしました。
 安威の地では最後の文化祭。安威祭(体育祭・文化祭セットでそう呼びます)という名前も、移転後はどうするのか、今後の検討課題です。
 
 文化は無からの創造ではなく、伝統からの創造である。過去を失うものは、未来をも失うだろう。   加藤周一

 冒頭の挨拶で、しおりの巻頭言にも引用した、『夕陽妄語』からの加藤周一氏の言葉を引用してお話ししました。安威での最後の文化祭は、昨年度の文化祭があったからあるわけで、さらには、10年前、20年前の文化祭があったから、今年の文化祭を迎えられるのだと思います。私たちという存在が、両親や祖父母、さらにはその前のご先祖様の存在が前提となっているのと同じことです。ただし、同じことを繰り返したり、単なる前年度の踏襲や模倣であってはならず、ぜひとも皆さんのカラーを出し、たとえ1ミリであっても、昨年度の文化祭に積み増しをしてもらいたい、と話しました。
 さて、今日は高校文化祭の1日目。明日は2日目で、中学の文化祭も催されます。中学は並行してオープンスクールも開催いたします。受験希望の皆様も、ご一緒に過ごしていただけましたら、幸いです。