校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2021.06.03

『やりすぎ教育』

 日本は1億総教育評論家だ、と言われることがあります。誰しもが学校教育を受けているので、自らの受けた教育や、今子供たちが受けている教育について、何らかの考えや意見を表明する人が多いということなのでしょう。時代の変化やこれからの社会の行く末を考え、私たち教員も、学校とはどんな存在であるべきか、教育とはどうあるべきかという問いに日々向き合っています。
 写真の本は、先日読んだ本なのですが、これからの学校を考えるうえで、多くの方に読んでいただきたいと思いました。私の予想では、一定数の方は共感されるのではないかと思うのですが、一方で、「でもね…」という気持ちが残る方も多いのではないか、という感じではないでしょうか。私たちは、その「でもね…」にもチャレンジしていく学校が増えないといけないと考えています。他の多くの学校がチャレンジをして、「安全である」ことが確認されてから動いてみる。これはチャレンジとは言えませんね。