校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2021.05.26

自校教育

 創立記念日を前に、「自校教育」の時間を取りました。
 自校教育ってなに? どうして必要なの? ということから始まり、中・高の祖である八束周吉先生の話に至るまで、「70年志」の編集長を務められた住谷先生から全校生徒に放送で伝えてもらいました。
 さらに、中1と高1の生徒には、「志の作文コンクール」で優れた作品を書いた生徒の表彰と、最優秀賞の生徒が自らの作文を朗読する時間を設けました。志の作文は、本校の自校教育のテキストを読み、それについて考えたことを文章で表現するという取り組みです。今年度の優秀作品を読んで感じたのは、自らが考える学校像や、希望する学びの在り方をしっかりと考え、そのことと追手門学院中・高等学校の歴史やこれからの自分の学校生活を結び付けて文章化している作品が多かったということです。始まったばかりの中高生活ですが、学院の理念「独立自彊・社会有為」を体現する人物に、少しずつであっても近づいていく毎日であることを願っています。