『他者と働く』
働く大人全てに捧げる実践書、と帯のコピーにあるこの本。とてもよく読まれているようです。
非常に綺麗な装丁が目を引きます。タイトルが『他者と働く』。この本の中で、最初に私を惹きつけたのは、次の言葉でした。
一方で、「私とあなた」の関係とは、相手の存在が代わりが利かないものであり、もう少し平たく言うと、相手が私であったかもしれない、と思えるような関係のことです。
対話とは、権限や立場と関係なく誰にでも、自分の中に相手を見出すこと、相手の中に自分を見出すことで、双方向にお互いを受け入れ合っていくことを意味します。
本校においても、大切にすべきことが書かれているように思います。