校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2018.07.12

表現コミュニケーションコース3期生卒業公演

 表現コミュニケーションコース3期生の卒業公演に2日連続で行ってきました。
 表現コミュニケーションコースは、表現活動を通してコミュニケーション能力を育むことを目的として、2014年度に設置されました。コミュニケーションといっても、自己を表現することだけを言うのではなく、他者の発信を受けとめるセンサーの感度を上げたり、そのことを通じて相手も自分も変わっていくことを大切にし、自己成長力を身につけていくことも、その大切な要素です。人と人をつなげる力、学び続け、自己変革を続ける力と言ってもいいかもしれません。
 卒業公演は、生徒たちにとっての成果発表の場。地震に遭い、練習場所も限られる状況の中で、よくぞここまで仕上げてきたと感心しました。毎日少しずつ積み上げたことの成果を出しきれたのではないでしょうか? お客様もたくさんご来場いただき、生徒たちの「卒業」の立会人になっていただきました。
 卒業生で、ある劇団に所属する方からは、こんなメッセージをいただきました。ダンスも芝居も短い時間で創り上げたとは思えないほどクオリティが高いし、約1時間踊ったり演じ続けるその表現力、体力、精神力、集中力、すべてに驚かされました。何より出演者の皆さんが舞台を楽しんでいるのがひしひしと伝わってきて、それが一番の感動でした。
 さらに別の俳優・演出家の方も、キラキラ輝く生徒さんたちに刺激をたくさん受けました、と仰っていました。プロの方にも評価されるなんて、素晴らしいですね。
 また、延期になった公演にも関わらず、たくさんご来場いただいた皆さま、振り付け・演出でご指導いただいた平原先生・三浦先生、また、練習場所をご提供いただいた追手門学院大手前中・高等学校、追手門学院小学校にも感謝申しあげます。ありがとうございました。