今日は高1の学年人権HRにお邪魔してきました。
　一般社団法人　日本LBGT協会の代表理事、清水展人（しみず　ひろと）さんを講師にお招きしてのHRで、演題は「女らしく男らしくよりも　自分らしく生きる」。
　実は、清水さんには学院の研修でお世話になったり、私が大阪私学生徒指導連盟の委員長を務めていた時に講演に来ていただいたりと、過去にもつながりがありました。そういったご縁と学年主任の福田先生の推薦があり、今日の学年HRが実現しました。
　生徒たちは清水さんの体験を踏まえたお話しをしっかりと集中して聴いていました。「性別違和」を幼少期より抱えながら、「自分らしく生きる」ことを大切に歩んでこられた清水さんのお話しが生徒たちの心に響いたのではないでしょうか。「自分の周りには、そういう人がいないから」ということを言う人もいますが、それは気づいていないから、気づこうとしていないから、また、その人が本当のことを打ち明けた時に受け入れてくれないと思われているから、かもしれません。知った限りは、責任が生じます。お話しを聴いて、「ふーん」だけで済まさないことが大切なのだと思います。私もそうですが、生徒たちにもそういう姿勢を持った人であってほしいと思います。
　清水さん、今回もありがとうございました。