校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2018.04.01

ご挨拶

2018年4月に追手門学院中・高等学校の校長に就任いたしました。大学を卒業し、すぐに追手門学院中・高等学校に奉職して25年、その後追手門学院大手前中・高等学校にて6年勤務し、今年度から新たに本校でお世話になることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

追手門学院中・高等学校は長年にわたって、茨木市の安威の地で教育活動を行ってまいりましたが、2019年の4月にはJR総持寺駅から徒歩圏内の新校地へと全面移転いたします。もちろん、校舎も新しくなります。しかしながら、新たな校地・新たな校舎で再スタートするのは、単に快適な環境で生徒諸君に生活してもらいたいという願いがあるだけではありません。「独立自彊・社会有為」の理念を時代に活かし、変化の激しい世界の中で変化の渦の中に飲み込まれていくのではなく、自らが世界に変革をもたらす人として、豊かで実りの多い人生を歩んでいける力を育みたいと考えているからです。新校舎のデザインも、新たな学力観に基づいた教育を推進するために考えたもので、新たな学びを実践できる条件をソフト面でもハード面でも整えた他に類を見ない学校として新たな開学の年を迎えられるよう、具体的な教育実践と準備を進めてまいります。

時代や社会に求められている、総合的な人間力とも言える「学力」に関しては、追手門における生徒同士・生徒と教員・保護者と教員の豊かな関係性も重要な鍵になります。この関係性と、新たな学びによる授業改善を基盤とし、確実に大学進学力を強化いたします。追手門学院130周年の年を充実したものとし、皆さまのご期待にお応えできる教育活動を展開していきますことをお約束いたします。