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高校2年 U.Tさん

SCROLL

STUDENT

2021.04.21UP

今が目標への第一歩を踏み出すとき。 抜群の行動力が、世界の未来を変える。

PROFILE

U.Tさん 2019年入学

  • 出身

    岡山県岡山市

  • お気に入り

    Alan Walker、読書、プログラミング

  • 探究での取り組み

    ゲーム制作

Theme1

目指す業界にこだわりなし。
成功した後にこそ意味がある。

2021年は僕にとって非常に大きなイベントがあります。それは9月から学校を休学して約1年間のドイツ留学をすること。もちろんこの決断には葛藤がありました。友人と離れることになってしまうし、学校のルール的に卒後資格を得るためには帰国してから年下の生徒と学校生活を送らなければなりません。あと1年、追手門に通い続けて、卒業と同時に海外の大学に進学する道もあります。しかしいま目の前にあるチャンスを逃したくありませんでした。留学先にドイツを選んだ理由は夢の実現につながる経験ができると判断したから。語学だけではなくIT分野も学ぶ予定で、候補地としては定番のアメリカや中国もありました。ただ最終的には学校でお世話になっている英語の先生の勧めもあり、環境保全や社会福祉の観点からも進んでいて、まだ自分が訪れたことのないヨーロッパの国を選択。決まるまではいろいろと悩みましたが、今はドイツでの生活がとても楽しみですね。

将来的にはIT企業の社長になることを目指しています。小学校5年の頃からビジネス書を読むようになり、高校生になった今でも父が借りてきてくれる本はすべて目を通しています。僕の場合、社長になることに意味を見出しているので、業界にこだわりはありません。IT業界を選んだのは、時代的にもっとも利益を上げられそうというだけ。でも自分がお金持ちになりたいわけではなく、成功した結果として実現したい目標があります。それは発展途上国への支援です。さまざまな環境が整備されていないが故に多くの問題を抱える地域に、雇用と教育を創出・提供したいと思っています。そういった目標を見据え、総合に考えた結果として、ドイツという国で学ぶのがベストだと感じています。

成功した結果として、
多くの問題を抱える地域に
雇用と教育の創出・提供したい。

Theme2

やりたいなら自分で実行。
それが他には負けない自分の強み。

1年生の前半の探究ではプログラミングを学び、ゲーム制作に取り組んでいました。その頃の探究の授業は、趣味や考え方が合う生徒たちがグループになり、自分たちのやりたいことを企画し実行していくというスタイルでした。僕は自分なりに考えを巡らして、それを行動に移すのが好きなタイプなので、とても充実な時間を過ごしていたと思います。しかしどんどんとそういったプロジェクトはなくなっていき、一般の教科とさほど変わらない授業内容になってしまったのは、正直言って残念ですね。とはいえ自分のやりたいことをするなら、探究の時間にこだわる必要はありません。2年生になってからは、個人の活動として仲間たちとゲーム制作を再開。ゲーム開発エンジン「Unity」のインターハイにも出場しました。それによって1年生の時に身につけた知識や技術がより確かなものになっていますね。

僕は行動力だったら他人に負ける気がしません。自分にとって必要だと感じたことや、面白いと思ったことには、すぐに挑戦します。1年生のときには学級員に立候補し、当選。ロングホームルームの時間では、自分たちがやりたいことを企画し、担任の先生に提案することでイベントを開催しました。その流れから文化祭で大きなプロジェクトを立ち上げます。例年だと出店した模擬店の収益は、学校が集めて寄付をしていました。それも悪くはないのですが、せっかく自分たちが努力して稼いだお金を「じゃあ後はお願いします」で終わらせたくありません。だからそのお金を使って、小中学生を対象にした勉強会を開催すると決意しました。クラスメイトへの説明からはじまり、その後企画書を作成。校長先生へのプレゼンをして許可をもらってから、近くにある学校に声をかけていきます。教材の準備も自分たちでやりました。スタート直後は乗り気じゃなかった仲間もいましたが、開催が近づくにつれて積極的に準備に参加してくれたのがすごく助かったし、嬉しかったですね。最終的には近隣の6校から数十人の小中学生が集まってくれて、大成功に終わりました。このような活動を通して、企画する力や分かりやすく指示を出す方法、人をまとめるリーダーシップなど、いろいろなスキルが身についたと思います。はじめてのことだったので失敗も多々ありましたが、挑戦を続けたからこそ、多くの経験を積むことができましたね。

失敗も多々あったが
挑戦を続けたからこそ
多くの経験を積むことができた。

PAST 過去

私は幼いころから、色々な国に連れて行ってもらいました。 今年、私が卒業を一年遅らせても、休学してドイツに行くことを決められたのは、こうして外国への心理的なハードルを両親が低くしてくれていたからだと思います。 他にも、図書館で毎週お勧めの本を借りてくれたり、去年の探求で私がプログラミングを勉強していた時期に、プログラミングの講習会に連れて行ってくれたり、いつも両親は私の世界を広げる手助けをしてくれます。

PRESENT 現在

2021.03.04

FUTURE 未来

私は今までたくさん挑戦して、たくさん失敗してきました。 高校受験では難易度の高い志望校を設定して落ちたり、生徒会長選挙に落ちたり、クラスメイト全員を巻き込んでオンラインゲームを作ろうとして、全員をまとめきれずに開始数か月で頓挫したり、、、。 でも私は失敗したからこそ、満足せず、慢心なく振り返り、成長してくることが出来たのだと思います。だからこれからも、自分にできそうなことばかりでなく、出来なさそうなこと、難しすぎることにも、恐れずに取り組み、成長していきたいと思います。

FAVORITES

読書

音楽を聴いたり、映画を観たり、カラオケに行ったり、ゲームをしたりするのも楽しいけれど、 私が一番大切にしている趣味は読書です。 つらい時や、どうしたら目の前の問題を解決できるか分からないとき、本は一つの解決策を提案してくれます。また、世界で活躍するたくさんの人たちの考え方に触れ、自分の視野を広げることが出来ます。そして、様々な筆者と考え方に触れることで、私は自分の目指す、人生の目標を見い出し、つらいことにも挑戦していく情熱が生まれてきます。 これまで多くの場面で読書に助けられ、そしてこれからも本の力を借りながら成長していくのだと思います。

MY ITEM

知識

ユダヤの教えに、財産や土地は奪われても、知識だけは奪われることはない。みたいな言葉があります。知識は、確かに交通事故などで失う可能性はありますが、ほぼ永遠の財産です。 また私は、知識は足し算のように増えていくものではなく、指数関数的に増えて行くものだと考えています。小学生だった頃の私たちは、たった81個しかない掛け算の九九を、半年以上かけて覚えたことを覚えていますか?私は、せっかくの夏休みに、毎日いやいや九九カードをめくっていたのを印象的に覚えています。ところが今の私たちからすれば、英単語を100語くらいであれば、一週間や、人によっては一晩で覚えてしまう人もいます。このように私たちは知識を積み上げるだけでなく、過去に得た知識を、新たな知識を獲得する手がかりとすることで、知識の吸収を加速させているのです。 加えて、知識の力は、その存在だけで格差を生み出すほど圧倒的なものです。例えば、私たちが今持っている知識をそのまま持って、アフリカ大陸などの貧困に困っている国に生まれ変わったとします。その時、私たちはその知識を活かして、貧困から脱却できるのではないかと私は考えています。具体的には、河の汚れた水も蒸留すれば、浄水器など無くてもある程度清潔な水が得られますし、物理の知識を活かして、住んでいる家をより頑丈なものにもできます。このように、私は知識には格差社会を簡単に改善しうる力を持っていると考えます。 そして、私は自分が知識を得ることを大切にするとともに、そうした生まれながらにして知識を簡単には得られない環境にいる人たちにも、知識をえるチャンスをあげたい。それが私の将来の夢でもあります。

VOICE

01

世の中に言いたい!

特にありません。

02

先生や学校に言いたい!

言いたいことがあれば直接伝えます。

03

将来の自分に言いたい!

特にありません。

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