高校
お知らせ

【水球部】3度目の大阪大会優勝!

6/21(土)、22(日)に行われた、インターハイ予選大阪水球大会に出場し、創部以来3度の優勝を果たしました。

追手門学院高校にはプールがない!

4月から新入部員と共に新しいチームとして再スタートしましたが、1年生の育成と公式戦の勝利という2つの目標を追うことの難しさ。ましてや、本校はプールがないため、放課後に茨木高校まで移動し、やっと練習するというのはなかなかタイトなスケジュールの毎日です。それでも土日や連休には遠征や練習試合を重ね、実力を向上させてきました。

普段と違うアイツの姿

試合当日、応援に駆けつけてくれた在校生は「普段のアイツからは想像できないくらい、激しくて、すごいスポーツをしていて、本当にびっくりしました」と初めて観るであろうスポーツの感想を語ってくれました。そんな応援の甲斐もあり予選を1位で通過し、決勝トーナメントに歩を進めます。

みんなが、互いを、称え合う

決勝の相手チームは、毎日の練習で顔を合わせ、何度も何度も試合を重ねてきた茨木高校。勝負の最中は、相手の腕を握ったり、強く蹴られたり。肩を掴んだり、掴まれたり。響くマネージャーの声、テキパキとドリンクを出す控えの選手たち、審判の先生方による力強く高い笛の音。たくさんの人の想いに応えるように、身体と気持ちを激しくぶつけ合いながら、両校ともに、たったひとつの勝利を目指します。

それでも試合が終われば、顔馴染みの選手どうしは握手を交わし、互いの健闘を称え合う。そのシーンに遭遇した客席の方々も惜しみなく拍手を送り、選手たちもその応援に感謝する。一見どこにでもありそうで、実はなかなか訪れることのないシーンに、ふと、清められて充足した何かが満ちていくような空気が、夕刻を間近に控えた会場内を包みました。

いざ、近畿大会へ

約一か月後に行われる近畿大会を突破して、その先にある全国大会を目指します。来週から実施の定期考査でも頑張って、そしてたくさんの感謝を胸に、また水球に熱中できるような夏になることを願っています。引き続き、ご声援いただけると幸いです。
                                  (水球部顧問)