2026年度大学入試において「合格しました!」という報告が入り始めました。
同志社大学文化情報学部文化情報学科に合格した生徒に早速お話を聞かせてもらいました。
Q.入試方式を教えてください。
A.文化情報学部自己推薦入学試験(横断的思考力評価型入学試験)です。
Q.それはどんな入試方式ですか?
A.まず2000字の志望理由書を提出しました。試験では、模擬授業を受けそれに対する小論文をいたり、グラフを見て物事を考察するという入試でした。また、学部が定める資格を持っていればそれも評価対象となりました。

Q.入試に向けてどんな準備をしましたか?
A.文化情報学部自己推薦入学試験は2026年度入試から始まった新しい入試なのですが、去年の夏に進路について考えていた時にこの入試方式を知りました。それで、昨年冬ぐらいから志望理由書の準備を始めました。志望理由書を書くにあたっては、AIを活用しました。自分の記述している内容に整合性があるのか、抜けている視点はないかというチェックをAIで行いました。ただ、細かい言い回しなどの調整や最終的な内容は担任の先生にも相談しました。AIを使うと瞬時に反応がありますし、時間を選ばないので、先生にお願いしづらい時には便利でした。
Q.文化情報学部を目指した理由は?
A.私はもともと文系なのですが、数Bの授業で統計分野を学んだ時に数字で物事を捉える面白さに気が付きました。「数学が日常でつかえる!」と思い、統計検定を取得するきっかけにもなりました。あと、6年間茶道華道部に所属して、日本文化にも興味があったので、華道とフラワーアレンジメントの違いなどを文献調査や統計調査から研究してみたいと思い志望しました。

Q.合格を聞いた今の心境は?
A.うれしかったです。ただ、私以上に家族や先生など周りの人が本当に喜んでくれているので、そのこともうれしいです。
生徒会などでも活躍してくれ、今後も卒業まで後輩たちのサポートを続けたいと笑顔で話してくれました。最後に追手門学院中・高等学校はどんな場所でしたか?と聞くと、
「協働的な学びが多く、自分の意見を伝えるということが当たり前の環境だったことが、今回の入試で小論文を書くにあたってとても役に立ったと実感しました。中学では、先生たちがすぐ近くでサポートしてくれていて常に声掛けをしてくれていました。高校ではいろいろな行事もあり、充実した学校生活を送ることが出来たと思います。この学校にきて本当に良かったと思います!」と締めくくってくれました。
残り少ない高校生活も頑張ってくださいね!
