この時期恒例の・・・

 はい、この時期恒例のダルマの目いれと『進路指導の指針』の刊行です。

 学校という場所は、決まったときに決まったことをする、ということが多いように思います。子供のころは、それが嫌で、またか、という思いを抱くことがあったのですが、今となっては節目の日を作ることの大切さもわかるようになりました。毎日が同じように過ぎ去っていく私たちの生活の中で、非日常の要素を入れて、何かに気づいたり、考えたりすることの大切さをわかってほしい、ということではないかと思うのです。そして、一方で、日常の大切さにも気づき、その何もないかのように見える日常を大事にできる。『進路の指針』が刊行され、私がダルマに目入れをする、一つの節目の日を迎えました。

 『進路の指針』の巻頭言にも書きましたが、データは自分で読み込んで活用するものです。人から教えられた情報だけでは、大きな成果は得られません。自分で読んで、自分で気づき、自分で活用する。この姿勢こそが希望の進路につながる捷径です。しっかりと読み込んでください。