

創造コースの2期生も、卒業プロジェクトの時期を迎えました。1期生は茨木市のおにクルをお借りして実施しましたが、今年は普段生活している本校の校舎を活用しての実施。昨年よりもこじんまりとしたスペースで、でも、見学される保護者の皆さんや教員たちとの距離は近く、私もゆっくりと質問したり話したりすることができました。
昨年もそう感じたのですが、生徒たちが作った作品は、見学者がそれぞれの観点から質問し、自分が感じたことを伝え、生徒がそれに答えて、というプロセスを経て「成長」していくものだと思うのです。作品を展示した段階では「完成」ではない。ひょっとしたら、「完成」することがない、見学者に対して開かれていて、ひょっとしたら見学者によってより成長・完成へと導かれるものなのかもしれません。
自分の作品を語る生徒たちの生き生きとした表情や目の輝きに、教員として学校で働く喜びを感じた午後でした。