学校では、現在生徒たちの学びに関する三者面談を実施しています。この数日で急激に大阪の夏らしい天候になり、保護者の皆さまには学校までお越しになるのが大変だと存じます。担任の教員も、1日に10件を大きく上回る面談を行い、緊張した状態で一日を過ごしていますので、帰宅すればくたくたになっているだろうと思います。誰かとお話しするのはとても有意義で大切な時間です。一方で、色々な準備を含めて、ひとり一人の生徒の学びの状況を分析し、アドバイスをし、また、生徒が捉えていることについて耳を傾け、保護者の方の悩みを共有し、ということを続けるのはかなり高度なコミュニケーション力を必要とします。
　私にも中高生時代があったのですが、いつも母親が言っていたことを思い出します。「先生はいつもあんたに話をされて、私に話を振ってくれへんから、何も話されへんわ」。うん、まあ、お母ちゃんの言いたいことはわかるけど、お母ちゃんが話して終わるよりはええやん。そんなことを思い出しながら、懇談の様子を眺めておりました。保護者の皆さま、暑い中、本当にありがとうございます。