大阪私学中学校高等学校連合会の70周年式典に行ってきました。本校が昨年度に70周年を迎えたことを考えると、私中高連と本校は、ほぼ同じように時代を生きてきたことになります。
　コロナ禍であるので、各法人からは代表して1名のみの参加となりましたが、私はありがたいことに表彰状をいただくことになっていましたので、法人を代表する形で参加しました。
　式典の中でお話しをされていたのですが、この30年から40年ほどの間に、大阪府の高校に通う高校生の公私比率は、7対3から6対4になった、ということです。確かに私が35年前に追手門に勤め始めたころは、7対3という比率を維持しようということが言われていました。それが、大阪府の支援金の制度もありますが、6対4にまでなったということは、私学に勤める教員みんなで喜ぶべきことではないかと思います。「教育は私学から　私学は一つ」という言葉がありますが、この言葉をスローガンとして終わらせるのではなく、理念として捉え、継続的に私学教育を発展させていくことができれば、これほど嬉しいことはありません。そんなことを考えながら、帰路につきました。