中・高全生徒を対象としたキャリア教育・国際教育の取り組み、Connecting to The New World (世界中のゲストとつながり、世界の"Real"を知るオンラインセミナー）の第2弾です。
　今回は、講師の先生のご都合でお名前等は明かせないのですが、アメリカに在住の「神の手」と呼ばれている脳外科医の方でした。
　私はお話しが始まる前にご挨拶をさせていただきましたが、まだお若くて、エネルギーに満ちている感じで、でも、とても物腰の柔らかな先生で、生徒たちに対しても丁寧にお話しをしていただきました。私も聴かせていただきましたが、印象に残った言葉がたくさんありました。
　私は、特に、コロナ禍から学ぶべきこと、として挙げられた次の言葉が印象的でした。

・Life will never be the same.  人生は決して同じではない。万物は流転する。
・Live in the moment.　今を生きよ。今に燃えよ。
・Force yourself.　自分に強制せよ。アンテナを張れ。

　コロナ禍で、不自由な思いをしているだろうが、自分がうまくいかないことを、時代や環境のせいにするな、ということも仰っていましたね。心に響きました。
　先生は、子供の頃から医者になりたい、と思っていたわけではなかった。「何になりたいか」というよりは、「どう生きたいか」ということから考えるのがいいのではないか。まさにキャリア教育ですね。
　ひょっとしたら、生徒以上に私が学んだかもしれません。

　今日のお話しも、一つの素晴らしい経験です。生徒たちに伝えたいのは、今日のような非日常の経験も大切な経験、一方で毎日の授業も大切な経験だということです。学校では様々な経験をしているわけですが、その経験から何を学ぶかということが大切です。そのためには、先生がおっしゃっていたアンテナを張っておくことが必要だと思います。まだこの特別な取り組みは年度を通して続きます。楽しみにしてください。