校長ブログ

校長 木内 淳詞 Junji Kiuchi

2020.04.06

高校硬式野球部も70周年

 2018年は大阪偕行社附属小学校が設立されて、130年。2020年は追手門学院高等学校ができて70年の節目となります。私が追手門学院に奉職して33年が経ち、長い間勤めているなあ、と思っていたのですが、追手門学院高校の歴史の中では、その半分にもなりません。
 33年と書きましたが、そのうち6年は追手門学院大手前中・高での勤務でした。本学院では両中高間で人事異動があるのです。大手前に異動になった時に思ったのが、今までいろいろなことを理解して、課題を発見・設定し、その解決に携わってきたつもりだったし、自分なりにいろいろなことができるようになったつもりでしたが、それは先輩方が築かれた土台の上で仕事をさせてもらっていたにすぎない、ということでした。経験を少し積んでくると、謙虚さを失い、誤った全能感を持ち、自らの成長をストップさせてしまうことになる場合があります。節目の時にその歴史を振り返り、先人から学ぶ姿勢を持つことは、非常に大切なことだと思います。

 上の写真は、高校の硬式野球部のOB・OG会の皆さまからいただいた、創部70周年の記念碑です。安威のグランドも総持寺のグランドも人工芝となり、野球の練習をするのにはあまり向かない条件ですが、追大の野球場や近隣の学校のグランドを借りたり、他校と合同練習をしたりして、クラブ活動を続けてもらっています。
 記念碑は、生徒昇降口の少し奥のところに設置しましたので、ぜひご覧になってください。