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今の努力が未来へつながる。
仲間とともに、自分を高め合う。
私には、小学生の頃から同じサッカーチームでプレイしていた憧れの先輩がいます。ふたつ年上だったその人が追手門学院に通っていたことで、私もこの学校のことを知り、進学も決めました。入学してから感じたのは、想像していた以上に楽しい高校生活が送れているということ。というのも、私は中学の３年間、サッカーに打ち込むために、寮生活を送っていました。当時は、学校が終わるとすぐに練習に向かう毎日。４人部屋での共同生活も本当に大変でした。それと比べて、今は実家から通えているし、同じスポーツコースのクラスメイトもいい人ばかり。みんながそれぞれに自分を高め、互いに影響を与え合いながら、勉強と部活の両立のために頑張っています。
私がいるスポーツコースで、唯一ほかのコースの生徒と関わることができるのが、探究の授業です。私は性格的に人見知りということもあって、はじめは自分の意見を伝えるのが苦手でした。しかし回数を重ねる中で、たくさんの感性や考え方をぶつけ合わせることで、思いがけないアイデアがうまれることに気づきます。それに自分以外の人の気持ちを知ることで、ものごとをいろいろな視点から捉えられるようにもなりました。またすべての授業に共通する心がけもあります。それは学んだことをその日のうちにきちんと理解して、頭の中に入れること。そもそも私は部活動を理由に、成績を落としたくないので、勉強も妥協しません。放課後には、授業で出された課題や、予習・復習などをやるために『O-SLEF』という学校が提供してくれている学習支援システムも活用してきました。正直、大変に感じることも多々ありますが、今努力することで、必ず自分の力になると信じて頑張っています。
部活動を理由に
成績を落としたくないので
勉強も妥協しない。
Theme2
ずっと続けてきたサッカーも、
これまでできなかったことも。
私がサッカーをはじめたきっかけは、2011年の女子ワールドカップでした。当時、私は６歳。女性の選手たちがコートを駆け回る姿を見て、それまで男性のスポーツだと思い込んでいたサッカーに興味を持ちます。しかし地元にあったサッカーチームに女子のメンバーはおらず、男子に混ざって練習をする日々。中学生になってはじめて女子チームに加入し、選抜にも選ばれ、サッカーに対する情熱はさらに高まります。追手門学院に入学した後、１年生で自分だけが試合に出ることになった時は、嬉しさと同時に、かなりのプレッシャーを感じました。先輩しかいないチームで、自分が何ができるかということに悩んだあの経験は、自分を強くしてくれたと思います。サッカー歴は今年で12年。ずっと支えてくれた家族や、一緒に戦ったチームメイトがいたから、ここまで来ることができました。この恩を胸に刻み、これからも挑戦し続けていきたいです。
高校卒業後は、関西大学への進学が決まりました。関大には、私をサッカーに引き込んでくれた憧れの先輩がいて、サッカーを続けています。もう一度その人と一緒にプレイがしたいと思ったのが、この大学を選んだいちばん大きな理由です。高校までの自分の生活を振り返ると、とにかくサッカーばかりで、学生らしいことがあまりできていません。大学生になったら、友達と遊びにいったり、アルバイトをしたりして、これまでできなかったことをやってみたいと思っています。幼少期からずっとサッカーを続けてきましたが、本格的に選手を目指そうとは考えていません。ただ結局はこれからもずっとプレイを続けているような気がします。私にとってサッカーは、自分を成長させてくれて、またかけがえのない仲間と出会わせてくれた唯一無二の存在。この先も、長い付き合いになりそうですね。
サッカーは自分を成長させて、
かけがえのない仲間とも
出会わせてくれた唯一無二の存在。
