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考えるよりも、まずは行動。
その結果、隠れた自分との出会いが。
中学の時に部活のハンドボールに励んでいた僕は、高校を「部活」で選ぶか「偏差値」で選ぶかを迷っていました。その時に決めたのは、もし追手門のⅠ類に合格したらそのまま進学し、Ⅱ類になるのであればハンドボールが強い高校に行くということ。結果的にⅠ類に合格することができて、追手門に通っています。入学して感じるのは、私立高校ということもあって進学に向けた勉学に力を入れるための環境が整っているということ。その一方で生徒が主体的に動きやすい学校だとも言えると思います。例えばここには学校が定める「校外学習」というものがありません。その代わりに、生徒たち自らが企画して提案をすれば実施することができます。ここまで自由が尊重されているのは、なかなか珍しいですよね。
授業では、まずは第一に内容の理解を意識し、その次に「人に教える」ということを実践するようにしてきました。教えるためには言語化が必要で、それによって理解が深まり、自分自身も新しい気づきが得られる気がします。探究の授業は、はじめは戸惑う場面も多々ありました。その理由は「テレビに映った行動をする」「レゴで自分をつくる」など、出される指示やその目的が曖昧であるように感じたから。とはいえ多少迷いながらもやっていくと「自分はどうしてこの行動をとったのか」という疑問が出てきて、さらに行動を繰り返していくと「自分はこういう価値観を持っている」「その結果、こういう行動として表れた」と考えられるようになりました。今では探究の大きなテーマである「とりあえず行動してみる」「動いてから考える」というのは、「無意識の中に潜む自分」を見つけるために最も有効な手段だと感じています。

「とりあえず行動してみる」のは
「無意識の中に潜む自分」を
見つけるために最も有効な手段
Theme2
“人との関わり”に意識を向けて、
自分の世界を広げていく。
僕が日々の生活の中で意識しているのは、「人との関わり」について。好きなことや嫌いなこと、そして得意や不得意は人によって異なります。僕が大切にしているのは、そのすべてを否定することなく「その人らしさ」として認識すること。そうすれば自分の世界が広がっていきます。このように考えるようになったのは、小学生の時に自分自身を好きになったことがきっかけです。当時、学校にはいわゆる「スクールカースト」が存在していて、陰口が聞こえてきたり、仲間同士の雰囲気が悪くなったりすることもしばしば。僕はそれがとてもイヤで「この人たちに遠慮して、本当の自分を隠す必要なんてない」と思うようになりました。人にどう思われようと、自分がいいと思うことをやる。そんな風に気持ちを切り替えることで、自分のことが好きになりました。自分自身を認めれば、他の人のことも認められるようになります。それが楽な気持ちで生きていくためのコツですね。
僕はまだ将来の夢や高校卒業後の進路などを明確に決めていません。そもそも小さな頃から「あれになりたい」「これになりたい」と興味がコロコロ変わっていくのが僕の特徴。これまで「いいな」と思った職業にはカメラマンや動物園の飼育員、消防士などがありますが、やはりまだまだひとつに絞ることはできません。まだ高校1年なので、とりあえず趣味として続けている夜の散歩や、「哲学」に関するチャットGPTやジェミニとの討論などを続けながら、ゆっくりと将来を模索していきたいと思っています。

自分自身を認めれば、
他の人のことも認められる。
それが生きていくためのコツ