校長室のドアをトントンとノックする音。ドアを開けると高校生の姿がありました。毎年の表現コミュニケーションコースの卒業公演の案内に生徒が来たのでした。
　例年ですと、6月に表現コミュニケーションコースの生徒が演劇とダンスに分かれて、卒業公演を行います。昨年度は、新校舎内のスタジオである、アトリエ・ゼロの杮落としもかねて公演を行いました。しかしながら、一昨年度は大阪北部地震のために公演が延期となって、7月に実施、そして今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で7月31日と8月1日・2日の3日間の公演となり、なかなか予定通り進めることができないでいます。
　そのような逆風が吹く中ではありますが、今年度もアーティストの方のご指導の下、演劇もダンスも本番に向けて稽古を続けています。残念ながら、学外の方には8月2日の公演をオンラインで視聴いただくだけとなるのですが、ぜひお楽しみいただきたく思います。よろしくお願いします。