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ライブ会場で、吹っ切れた。
音楽とともに歩んだこれまで。
僕が高校生活の中で力を入れてきたのはバンド活動です。高校から軽音楽部に入って、1年生ではベースを、2年生からはギターを始めました。ベースに興味を持つようになったきっかけは、小学校の時から聞いていた『wowaka』をはじめとしたボカロ曲の影響。その後、ボカロ以外にもさまざまな音楽を聴いていくうちにベースの音に魅力を感じるようになり、例えば『ずっと真夜中でいいのに。』のような、楽器の中でも特にベースが目立つ曲を聴くようになります。そうしているうちに「自分でも弾きたい」「バンドをやってみたい」と感じ、追手門の軽音楽部への入部を決めました。
特選SSコースとして入学し、軽音部に所属をして学生生活をスタートさせた僕ですが、1年生の秋ごろから、何もかもにやる気を失くした期間がありました。当時は他の人に対して自分をさらけだすのが怖くまってしまい、勉強にも部活にもぜんぜんモチベーションが上がらない状態。そんな中で、学外の軽音団体のライブを観に行ったり、自分も出演したりする機会がありました。そこで見たのは、まわりの目をまったく気にせず、自分自身を完全に解放して楽しむ人たちの姿です。その光景に最初は戸惑いを覚えつつも、思い切って同じように自分を解放してみると、すごく楽しく感じました。その経験を通して、長い間停滞していた気持ちが少し復活したのを覚えています。やはり僕にとって音楽やバンド活動はとても大切な存在ですね。

思い切って自分を
解放してみると、
すごく楽しく感じた。
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これまでの学びを活かし、深め、
IT企業へと就職する未来へ。
探究の活動の中で印象に残っているのは『存在証明プロジェクト』です。プロジェクトの中で、クレープをつくったり、たこ焼きをつくったりする人がいる中で、僕は自分自身の心境を歌詞にして表現しようと考えました。そのために、まずは曲をつくって、自分で楽器を弾いてレコーディングをし、音声合成ソフトに自作の歌詞を歌わせて曲を完成させます。この手法を選んだ理由は、自分の心の中を言語化して残したいと思ったから。そもそも僕は悩み事を人に相談するのが苦手で、ひとりで色々と考え込んでは自己完結を繰り返すというタイプでした。ただふと悩みを人に話すと、実はぜんぜん大した問題ではないと気づくことがよくあります。何度かそんな経験をするうちに、ひとりで殻に閉じこもっていても意味がないことと、周りからの刺激が大切だということを知りました。「考えるよりも、まずはやってみる」という探究の精神は、その刺激をより多く得るためにも非常に重要だと実感でき、じっくり考えて文章化した上で自分の気持ちを伝えるのが得意な僕は、このプロジェクトに自分らしく取り組めたと思います。
高校を卒業した後は、情報系の学部への進学を考えています。僕は中学1年生から高校3年の秋までプログラミングのスクールに通っていて、中学生ではゲームのプログラミングを、そして高校生ではウェブサービスの構築などを学んできました。また中高生に向けてプログラミングやITスキルを教える『Life is Tech!』のキャンプにも参加。さらに最近はAI関連の技術にも興味を持っているので、大学ではそういった方面の学びを深め、将来的にはIT企業に就職することを視野に入れています。もちろんバンド活動もより積極的に続けていくつもり。パソコンを使ったDTMで作成した曲をライブで演奏する目標もあります。そんな近い将来の夢を実現するためにも、まずは希望の大学に入れるよう、残りの高校生活を頑張りたいですね。

ひとり殻に閉じこもっても
意味がないことと、周りからの
刺激が大切であることを知った。