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学校でも、家庭でも、友達とも。
他者とのコミュニケーションを大切に。
私が追手門学院に進学を決めた理由はふたつあります。ひとつ目は職員室ではない先生たちの居場所『ティーチャーステーション』という制度に魅力を感じたこと。もうひとつは、オープンスクールでの説明会で、グループワークを通して意見の交流を大切にしている学校だと知ったことです。中学校までは職員室の持つ独特の雰囲気が得意ではありませんでした。ティーチャーステーションの前を通る時は、特に質問がなくても、勉強のことだけでなく部活やプライベートの話題で先生たちと気軽に話すことができます。また私は日頃から他者とたくさんコミュニケーションをとることを大切に考えてきました。しかしもちろん自分と同じ価値観を持つ人ばかりではありません。この学校に入学して、探究の授業を中心にグループワークの中でさまざまな意見に触れることで、凝り固まりがちな自分の価値観を見直すきっかけができ、視野を広げることができました。
両親の影響もあって、私が小さな頃から大切にしているのが、周りの人へのあいさつや感謝の気持ちを伝えることです。たとえ家族とケンカをしている時でも「いってらっしゃい」と「いってきます」は絶対。もちろん家族と言い争いをするような時もありますが、なるべくその日のうちに仲直りをするようにしていて、時には夜中になるまで解決のために話し合うことがあります。結果的に「家族の言動は、私を思ってのことだったんだ」と気づくことも多々ありました。また友達関係においても、些細なことでケンカをしてしまい、そのまま疎遠になってしまった経験があるので、後悔をしないためにもなおさら「早めに仲直り」を意識するようになっています。
凝り固まりがちな
自分の価値観を見直す
きっかけができた


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チーム全体のバランスを意識。
ブレずに持ち続ける夢に向かって。
私は昔から争いごとが好きではないタイプで、クラスや集団の中で1人でいる人を放っておけません。もちろん1人でいることが好きなのであれば問題はないのですが、「本当は輪の中に入りたいけど……」と思っている人は、なんとなく分かるもの。そういった時に、無意識のうちに声をかけていることを、人に言われてから気づきました。もともと両親が人とコミュニケーションをとるのが上手な人だったので、その姿を見てきたことが影響しているのかもしれません。また授業中のディスカッションなどで意見が衝突した際に、中立のポジションをとるケースが多く、過去に大変な思いをした経験もあるので、チームがよい状態で運営される環境をつくり出すことに意識が向いています。
私の将来の夢は、看護師になること。小さい頃、病院に通っていた時期があって、その時の看護師さんがとても優しくしてくれたことを覚えています。その人に憧れたのが、この職業を目指した一番の理由です。また知人や親戚など、身近に看護師が多い環境で育ち、仕事の話を聞いたり、実際に働いているところを見たりする中で、小学生の時からブレることなく看護師になるという夢を持ち続けてきました。大変な仕事であることは理解していますが、大変なことをできる人はカッコいいと感じます。私は自立していて、強い女性にずっと憧れてきたので、自分もそんなカッコいい大人になりたいですね。
自立していて強い
女性に憧れてきたので
カッコいい大人になりたい

