郷活動/伝統の継承 新・郷中教育へ
郷活動/伝統の継承 新・郷中教育へ
異なる学年でつくりあげられる班の中で、生徒どうしが一緒に行動することによって、互いの学びを深める「郷活動」は、本学院創設者・高島鞆之助の出身である薩摩藩伝統の「郷中教育」という縦割り教育を基にしています。上級生が下級生をリードしながら、話し合ったり、行動を共にすることで、人間関係を築きながら、生徒の自己成長を図ります。
- 活動内容
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- 各行事での班活動
- 清掃活動
- 学習や生活、将来や進路についての話し合い
- 得られる力
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- 上級生のリーダーシップ育成
- 下級生の協力姿勢の醸成
- 学年を超えたつながり
- 安心・安全な学校生活
歓送行事
追手門では学年を超えての活動が多く、つながりの深い先輩が卒業するとあって思いはひとしお。最後には、全校生徒がひとつの輪になって、卒業する3年生が一人ずつ後輩へ話をします。笑いあり涙ありの感動行事です。

先輩方から学んだ大切な教えを
次は自分が後輩に伝えたい
植場 啓人さん
特選SSコース 2年
初めての郷活動で、上級生が「どうすれば下級生も積極的に参加しやすくなるか」を事前に計画し、皆で楽しめるゲームを用意してくださったことに、感謝の気持ちと同時に縦割り班の良さを実感しました。学年を超えたつながりが、日々の学校生活を豊かにしてくれます。
クラス活動「志」
クラス活動「志」
一人ひとりがクラスや学年の「つながり」を大切にできるように様々な取り組みを行っています。追手門学院小学校での長きにわたる学院の歴史を学んだり、将来の社会の姿を話し合ったりすることで、少しずつ視野を広げていきます。
また、Project Adventureによる関係性の構築、抱負や行事の感想、頑張れたことなどの発表、友達の努力をみんなで讃える中でお互いを尊重する気持ちも醸成していきます。仲間から刺激と勇気をもらいながら、安心して学校生活を送ることができます。
自分の考えや思いをみんなの前で述べ、それを全員で大切にする風土が追手門にはあります。
新入生歓迎行事
新入生歓迎行事
入学後すぐに先輩たちと食事やレクリエーションを楽しむアットホームな行事。先輩たちと一緒に班活動をすることで、不安が安心と期待に変わります。
生徒会活動
生徒会活動
在校生に信任された生徒会役員を中心に、自主的な運営をテーマに活動。 特に文化祭では、高校の生徒会とも連携し、生徒どうしの学び合いを通じた成長を図ります。
縦割り班活動
縦割り班活動
中1~中3の生徒で縦割り班活動(郷班)を構成し、行事や日常の清掃活動、読書の感想共有などの活動を定期的に行います。クラスや学年を超えた関係を築く大きな機会です。