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2022.04.22 高校 高校 お知らせ

高3 探究旅行から帰ってきました!

探究旅行から帰ってきました!

長いと思っていた4泊5日の探究旅行も、半ばを過ぎればあっという間。

4/21日は、最終日です。「対馬の天気は早まるのよ」の予言通り、昼からの雨予報は時間が早まって9時過ぎにはしとしとと降り始めました。

対馬の中心地にして九州との玄関口、厳原(いずはら)の町をクラスごとに徒歩観光しました。対馬の中近世は宗家(そう)の歴史です。金石城、万松院、朝鮮通信使資料館をグリーンツーリズム協会のガイドとともに巡りました。

コースごとに異なる昼食会場で対馬での食事を終えると、3日間一緒に過ごしてくださったガイドさんたちへのお別れの言葉です。

それぞれのクラスを代表して、お礼の言葉を述べてくれました。ツーリズム協会のみなさまありがとうございました。

少しずつ対馬で過ごす時間の終わりが近づいてきました。厳原港では、たくさんの人たちが見送りにきてくださいました。「また来てね」の横断幕を掲げる役場の方々、大漁旗を振ってくれる方、観光協会の方々などなど、盛大にお見送りをいただきました。

随分離れてもまだ見える厳原港、振り返るとまだ大漁旗は揺れていました。

この旅行で大切にしたかったことは、環境問題や歴史に触れる学びだけでなく、この旅行に関わってくれた今を生きる大人たちとの出会いです。

対馬でも、20代30代の若者たちが、対馬の今を生きています。離島でさまざまな活動を展開する彼らの中には、対馬出身者だけでなく他府県からの移住者の方々もたくさんいらっしゃいました。出会った方の半数以上は移住者でした。

これから進路選択にをしていく生徒たちにとって、対馬で生活している方の生き方を知る機会は希少でありとても大切だったと思います。

移住を勧めるという話ではなく、「こんな生き方もあるんだな、と心の片隅にとどめてほしい」と、バスの進行方向へ背を向けて、生徒たちに語りかける対馬の方々の姿に心動かされた旅の終わりでした。

コロナ禍にあって、感染対策をとりながら4泊5日という予定通りの行程を無事終えることができました!