School Topics

2022.05.09

【中全】「よろしくね」を丁寧に、大切に

新入生歓迎行事

GWに入る直前、中学では新入生を歓迎する行事として、亀岡へ行ってきました。
規模の小さな本校では、全学年の生徒が交流し合うことも多いため、お互いを知り合うきっかけとして、
またそれぞれの学年や個人の役割を再認識する意味合いを含めて、この行事を実施しています。
行事を運営する3年生、迎えられる1年生、両者をつなぐ2年生、それぞれに大切な役割があるのです。

個性のあふれる自己紹介

亀岡に到着後、すぐに広場で一年生の自己紹介が始まります。
クラス、名前に加えて「好きな教科」「入りたいクラブ」「特技」など、3年生の穏やかな司会のもと、1年生は少しずつ言葉を重ねます。
新入生が話しやすいように、3年生の各班長が上手にリードし、その様子を2年生は笑顔と拍手を交えながら穏やかに見守ります。
ふと、目線を上げると、抜けるような青天の中、春の草木の匂いを含んだ4月の風が頬を撫でながら、真横を通り過ぎていきました。

お互いに、よろしくね。

その後、班ごとの昼食を経て、全員でドッチボール。
コロナでこの行事を経験していないはずの2,3年生が、当たり前のように優しく1年生にボールを渡すシーンもあれば、行事の終盤にマイクを向けられた1年生が、上級生に上手に感謝の気持ちを伝えるシーンもあり。慌ただしく過ぎた4月に休息を与えてくれるようなひと時を、それぞれが丁寧に丸く捏ね、そっとポケットに入れるような雰囲気が全体を包み込みます。
今後もお互いに、よろしくね☆
中学校全体にとって、気持ちもほっこりと温かい、そんな一日になりました。

【中学担任会】