フォーラムという取り組み

今年度より新しく中学1年生で始まった取り組み「フォーラム」。フォーラムとは「自分も相手も大切だ、ということを感じたり、考えたり、思い出したりする場」であると共有しています。週に2回、朝一番に学年全員で円になって、メディテーションから始まり、対話で終わる。集中し、落ち着いた素直な状態で行う何気ない会話が、1日を安心して過ごせることに繋がり、その日のパフォーマンスを最大化してくれることも。

先生にとっても安心できる場

実施してみて思うことは、先生にとっても安心できる場になるということです。生徒が素直に「今落ち着いてる」」「ちょっとソワソワしてる」と打ち明けてくれることで、先生が落ち着く場面がありました。そして、先生という立場を忘れて対等な人間同士、自然とそんな雰囲気になる空間であることにも感動です。

学年の目標達成の手段として

居心地がいい集団 を「自分たち」で作りたい。
居心地がいいという感覚も人それぞれだし、1人でいたいときもある。それも自分たちで考えて、お互いに尊重し合い、集団、文化を作っていきたいなと、私たちは思っています。学校で行う活動は全て、これらを達成するための手段であると話をしました。これからクラスフォーラムも徐々に行いたいと考えています。生徒、保護者、先生、関わる全ての人でこの目標を達成できれば、自分たちの力で「ハッピー」な社会を創ることができるかもしれませんね。

中1学年主任
たいそん（池谷陽平）