School Topics

2021.05.14

【中1】 レンズ超しに見える大きな世界

普段の目では見えない世界

「身近な生物の観察」の単元を進めている理科の授業では、生物実験室にて顕微鏡の使い方を学びました。
もちろん、わたし達大人が、当時、授業で扱ったものと同じ形態の、あの顕微鏡です。
ただし、授業でのアプローチは少し違うというので、その様子をのぞいてみると・・。

まずはさわってみよう

授業の冒頭、生徒たちの机ごとに置かれた顕微鏡について、先生は細かい説明を一切しません。
とにかく、まずは触れてみて、自分たちで使い方を探ってもらいます。
それぞれのパーツの役割は何か。
ネジの回し方の向き、レンズの位置はどこが見えやすいか。

説明は答え合わせ

一通り、生徒たちが顕微鏡に触れた後、ようやく先生から説明がなされます。
単に説明されるより、生徒たちが自ら考えて、回したり乗せたり探った後に聞いた言葉の方が、印象に残ります。
そう、「説明」は、さながら「答え合わせ」なのです。

レボルバー、反射鏡、接眼レンズ・・・。
生徒たちが顕微鏡と格闘する姿を傍目から眺めていると、中学校時代に習ったカタカナの語句、そして、あの頼りないカバーガラスをパリンと割ってしまった懐かしい思い出が蘇りました。

中1担任会