【高2】日本史Bの授業実践!
江戸時代の外交政策について
今回の授業では、江戸幕府初期の外交政策について学習しました。徳川家康の朱印船貿易から、徳川家光の貿易統制令までの流れを資料集を用いながら、確認しました。
また実際の史料を見ながら、江戸幕府の貿易統制の厳格さも確認しました。
江戸幕府は本当に「鎖国」をしていたのか
江戸幕府以前もキリスト教を統制する動きはありましたが、貿易を奨励したい武士の側面から徹底できていないところがありました。そこにはキリスト教の宗派の違いがあるということを生徒と確認しました。
そうした中で、3代目家光の時に完成した「鎖国」は本当なのか?という発問を生徒に投げかけました。次の四つの窓口の単元に繋げられるように意識をしながらグループワークを行いました。
歴史は、新たな発見によって、今までの常識や概念が変わる可能性があることを生徒たちに認識してもらいたく、今回の授業案を構成しました。
こうした取り組みを通して、生徒たちに多面的に考える力を身につけてもらいたいですね。
(社会科)