School Topics

2022.12.08

【探究】生徒取材記事

流されることなく、“普通ではない”自分を貫き通す!

自分を見つめることで、個性をポジティブに転換。

探究の授業で取り組んでいるのは、“ニーズ”と“ウォンツ”に関わる活動です。これはチームのメンバー同士で、学校生活の中で感じる「変えたいこと」と「どうしてそう感じるのか」を聞き、そこから根底にある考えを探ることで、より具体的な解決策を導き出すというアクティビティ。僕のパートナーの場合は「すべてのプリントをPDFでほしい」という願いを持っていました。それを深堀りしていくと「授業をS-tabだけで完結させたい」ということが分かり、そこから「ミニマリストを目指しているのではないか」という推測までたどり着きます。そこまで進めると、表に出てきている願望は同じでも、根っこの部分は人によってまったく違っていて、それがその人のオリジナリティにつながっていることに気づきました。このように普段なら絶対に到達できない領域まで踏み込めるのが、探究の授業の楽しい部分ですね。

自分自身をひと言で表すのであれば「変な人」になると思います。その理由は他の人には理解できないような想像をしていたり、普通の人ならどうでもいいと感じる部分に強いこだわりを持っていたりするから。しかし探究の授業を通して自分をしっかりと見つめ直すことで、こんな変わった性格も、むしろひとつの個性としてポジティブに捉えるようになりました。そんな僕の将来の夢は、ファッションデザイナーやプログラマーといったクリエイティブ系の職に就くこと。僕の独特な思考やオリジナルな発想を存分に生かせる仕事だと思います。だからこれからも周りに流されることなく、自分を貫き通していきたいですね。