School Topics

2022.07.07

【探究】生徒取材記事

憧れに向かって、行動あるのみ。 努力と修正の日々が、必ず実を結ぶ。

アウトプットはさまざま。そこに揺るがぬ個性が隠れていた。

僕が追手門を選んだ理由は、探究の取り組みを積極的に進めていたからです。実は中学生の頃に通っていた塾にも同じ科目があり、グループワークがもたらしてくれるものや、自分自身を知ることの重要性には気がついていました。これからの社会では、学力だけでは測れない部分、つまり人間性や対応力、そしてコミュニケーション能力といったものが求められると思います。学校見学に来たときに、レゴブロックを使ったユニークな授業を体験して、ここなら勉強以外の能力も養えると感じましたね。

探究の授業で僕が最初につくったのは『コラージュ』です。雑誌や新聞などをちぎって、キャンバスに貼りながら、自由に表現していきました。そして次は「好きなもの」を題材にした動画を撮影。自身の感情をありのままに映像化した点がポイントです。また個人ではなくグループで制作に取り組むこともありました。その場合は、完成した作品をメンバーに観てもらい、必ずフィードバックを受けます。さらにリフレクションで感じたことや芽生えた考えを毎回記録してきました。作品そのものや周りからの意見、そしてリフレクション。アウトプットはさまざまですが、その中に共通点を見つけることもできます。それこそが僕の個性であり、自分自身の本質を示しているのかもしれません。

原因分析と修正箇所の発見。目標達成のために、あらゆる努力を。

格闘技好きの僕にとって、那須川天心選手や井上尚弥選手は憧れの存在。彼らのような格闘家になるために、高校生になってからボクシングジムに通い始めました。ボクシングは「暴力の延長線上にあるもの」といった誤解をされたり、それが故に何かと敬遠されたりすることもあるスポーツです。でも過酷な練習を自分に課して、応援してくれるファンや家族の思いまで背負い、互いに気持ちをぶつけ合わせるボクサーや格闘家から間違いなく僕は勇気をもらいました。だから僕が目指すのも、人の心を動かせるような選手です。今はまだスタート地点ですが、絶対にプロボクサーになるので楽しみにしていてください!